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 個人的なことだが、本日私は、コロナワクチンの2回目だった。非常勤を務めている大学の職域接種なので、モデルナである。

 1回目の副反応は、ごく軽微だった。実を言うと、私は低体温の傾向があり、体温計で測ると35℃台のことが多い。モデルナ1回目のあと、しばらく経ってから体温を測ったのだが、35.9℃しかなく、むしろガッカリした。一般的に体温が低いと免疫力が低下すると言われており、個人的にはむしろその方が心配である。本日の2回目接種をもってしても、まだ36℃を超えないようなことがあったら、大いに落胆することだろう。

 さて、個人的に少々気になっていたのは、ロシア独自のコロナウイルス「スプートニクV」に関し、「デルタ株には効かないのではないか」といった言説が、一部で語られていたことだった。せっかく自分自身がワクチンを接種した日なので、ちょっとそれについて情報をチェックしてみた。

 8月19日のこちらの記事によると、スプートニクVを開発したガマレヤ研究所では、デルタ株に特別に対応したスプートニクVの新タイプを開発したということである。ただし、A.ギンツブルグ所長は、「有効性に関し語るのは時期尚早」と述べていた。

 一方、9月10日のこちらの記事によると、ギンツブルグ所長は、デルタ株に対するスプートニクVの有効率は83~94%であり、ファイザーやモデルナの40~52%よりも高いと述べ、スプートニクVの優位性に胸を張った。ただし、この83~94%という数字が、オリジナルのスプートニクVのものなのか、8月に発表したデルタ株に対応した新タイプのそれなのかは、記事からは不明である。


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