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 全ロシア世論調査センターのこちらのページに、7月16日にロシアで実施された東京五輪についての意識調査結果が出ている。ドーピング問題で国としての参加が認められなかったこともあってか、総じて関心度は低いようだ。

 まず、東京五輪が開催されることについての認識を尋ねたところ、良く知っている:28%、多少聞いたことがあるが良く知らない:49%、初耳である:22%、回答困難:1%だった。一般的にスポーツに対しては男性の関心度の方が高いものだが、上表に見るとおり、この調査でもそういう傾向になっている。また、年齢層が高いほど東京五輪の認知度が高く、若い世代にとってはオワコン化している現実が浮き彫りとなる。

 次に、テレビで東京五輪の中継を観るつもりがあるかどうかを尋ねたところ、多くの種目をじっくり観るつもり:15%、ロシア選手が活躍しそうな種目だけを観るつもり:10%、自分が興味のある種目だけを観るつもり:36%、観ない:38%、回答困難:1%という結果となった。

 五輪を観るつもりの回答者に、どんな種目かを尋ねたところ、陸上:33%、水泳:31%、体操:23%、サッカー:15%、バレーボール:14%、アーティスティックスイミング:9%、競歩・マラソン:9%、レスリング:9%などが上位に挙がった。


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