202101

 編集作業が終わったばかりの『ロシアNIS調査月報』2021年1月号の中身を、どこよりも早くご紹介。

  雑誌の上ではもう2021年に突入し、新色のオレンジ色の装いも新たにお届けいたします。そして、今号の特集は、「政情不安に揺れるNIS諸国」。小誌としては異色の内容ですが、8月に発生したベラルーシの脱ルカシェンコ運動を皮切りに、秋にかけその他のNIS諸国でも選挙をきっかけにした政治変動が発生、さらにはナゴルノ・カラバフで本物の戦争が勃発するに至って、これはNIS諸国の今後を左右するだけでなく、ロシアの行く末にも大きく影響する現象であり、やはり正面から受け止めて特集を組むべきだと判断しました。

 いつもは表紙をお目にかける程度ですが、今回の「政情不安に揺れるNIS諸国」は渾身の特集ですので、特集記事のタイトルと執筆者を以下のとおりご紹介します。

  • 2020年ベラルーシ大統領選挙の顛末 ―人々は恐がることを止めた―(友繁弥寿志)
  • モルドバ大統領選挙の争点とロシアの影響力(六鹿茂夫)
  • 第2次ナゴルノ・カラバフ紛争 ―凍結された紛争の再燃―(立花優)
  • 2020年ジョージア総選挙 ―コロナ禍・米大統領選・カラバフ戦争の嵐の中で―(前田弘毅)
  • 混迷極めるキルギス第3次革命(中馬瑞貴)
  • ロシアとの関係強化を模索するウズベキスタン(中馬瑞貴)
  • タジキスタンの盤石な政治体制と脆弱な経済(中馬瑞貴)
  • ウクライナで実施された奇妙な国民意識調査(服部倫卓)
  • ロシア国民は周辺国の事件をどう見ているか(服部倫卓)
  • サンタ・ブレモルはルカシェンコの味方か敵か(服部倫卓)
  • ナゴルノカラバフ、見えない未来(小熊宏尚)

 以上です。12月20日発行。


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