こちらのサイトに、来年に延期となったサッカーのユーロ2020の組み合わせと日程が出ていたので、シェアさせていただく。
大会は、2021年6月11日から7月11日にかけて開催される。周知のとおり、今大会から、一国での集中開催ではなく、複数の国での分散開催になった。一時期、コロナ禍の影響でロシア一国での集中開催に変更か?といった噂が流れて、個人的には色めき立ったのだが、その話はなくなったようだ。ロシアではサンクトペテルブルグが開催都市になっている。
さて、私の関係国で本大会に出場するのは、ロシアとウクライナだけである。アゼルバイジャンのバクーでも試合が開かれるが、アゼルバイジャン代表は出場しない。
ロシアはB組に入り、ベルギー、デンマーク、フィンランドと同居。ロシアはベルギーと同じ組になることがやたらに多く、またかよと思ってしまう。一方、ウクライナはC組で、オランダ、オーストリア、北マケドニアと一緒だ。
来年のユーロでは、ロシア、ウクライナとも、グループステージを勝ち上がって決勝トーナメントに進出できる可能性は、そこそこあると思う(グループ3位のチームもかなり救済されるし)。近年は、ウクライナ情勢に配慮して、ロシアとウクライナは国際Aマッチで対戦しないよう配慮されてきた。その配慮によるものかどうかは知らないが、来年のユーロでも、たぶん相当勝ち進まないと、ロシアとウクライナが対決することはないようだ。いつの日か普通の隣国同士になった両国がサッカーで戦うところを見てみたいものである。
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福田 宏/後藤 絵美 岩波書店 2020年11月
服部倫卓「サッカーを通じて見るロシアの国家と社会 ―2018年のワールドカップを契機として」所収
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