2020-11-02 02_05_23-Voturi Proportionale - Rezultate

 昨日11月1日に投票が行われたモルドバ大統領選は、現職のI.ドドン氏と、それに挑戦するM.サンドゥ女史が、大接戦を演じているようだ。暫定的な開票によれば、両者とも34%前後で拮抗しており、過半数を超える候補がいなかったため、11月15日の決選投票にもつれ込むことが確実になった。なお、投票率は速報値で42.7%とされ、前回2016年の48.9%を下回った。

 こちらの記事の中で、現地のK.チュリャという政治評論家が論評している。いわく、投票率が下がったのは、有権者がコロナ感染を避けたかったからだろう。決選に進む2人は、今後支持者の動員に努めるだろうが、コロナ禍の中では容易でない。今回敗退した候補のうち、左派・中道のR.ウサツィとV.イヴァノフの支持者は、決選でドドンに入れる可能性が高く、両者合計で24%に達する。その他の候補は右派なので、その支持者はサンドゥに入れることが考えられるが、それらを合計しても7%にすぎない。ただ、絶対にそうなるとは限らない。これから2週間で、モルドバの主要な政治家たちがどのような話し合いを持つかで多くが左右されるが、もちろん最終的に決めるのは有権者である。


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