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 昨年の暮れに、「ロシア版の新幹線計画がまさかの大迷走」というコラムを発表したところ、かなり多くのPVを稼いだという話を聞いた。その後、コロナ禍の2020年に突入し、本件に関するフォローアップをする余裕もなかったのだが、実は大きな情勢変化があったようだ。

 こちらの記事に見るように、今年1月の時点ではまだ、ロシア鉄道のO.ベロジョーロフ社長は、モスクワ~サンクトペテルブルグ路線も、モスクワ~ニジニノヴゴロド路線も、両方やると言っており、それを2026年までに開通させたいとしていた。しかし、こちらこちらに見るとおり、7月になりモスクワ~ニジニノヴゴロド路線(将来的なカザンやエカテリンブルグへの延伸を想定)は無期凍結となり、ペテルブルグ路線を優先して推進する方針が固まったということである。ニジニノヴゴロド路線が見送られることになった理由は、ずばり需要が低く採算が採れないことだという。

 2020年10月26日~11月1日号(No.44)の『エクスペルト』誌によれば、ロシア鉄道、シナラ・グループ、独シーメンス、ウラル機関車はこのほど、高速鉄道車両を共同で開発・生産する合弁を設立する契約に調印した。現時点ではモスクワ~サンクトペテルブルグの高速鉄道の建設は2027年に始まる予定で、同路線にこの車両が投入されるということである。


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