
ベラルーシの首都ミンスクの郊外に、中国の出資によって建設された工業団地「グレートストーン」というものがある。ベラルーシ大統領機関紙が発信したこちらのニュースで、この工業団地が、フィナンシャルタイムズ系のFDi Intelligenceが選ぶ最優秀経済特区に選定されたということが伝えられている。
ただ、記事をよく見ると、「中国の一帯一路構想の枠内での経済特区として最優秀」と書いてある。実際、こちらの原典に当たってみると、「中国の一帯一路構想の枠内での経済特区として最優秀」というのは、あまたある部門賞、特別賞の一つにすぎないことが分かる。ベラルーシ紙の記事だけ見ると、グレートストーンが世界で最優秀なのかと思ってしまうが、決してそういうことではない。ちなみに、総合ランキングによる世界の経済特区ベスト10は、以下のとおりということである。

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