ナヴァリヌィ氏の暗殺未遂事件を受けて、ロシアと欧米の対立が激しさを増し、ノルドストリーム2への風当たりが強くなったことを受けたものだろう。ロシア『エクスペルト』誌の2020年9月14-20日号に、ロシアおよびガスプロム社による天然ガス輸出の問題を取り扱った記事が掲載された。ここでは、簡単に図表だけ参照しておくことにする。欧州方面への輸出インフラ・実績を見たのが上の地図である。
下に見るのは、ガスプロム社による2019年の販売先の内訳である。
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酒井明司/ユーラシア研究所 群像社 2019年12月