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 これは先週の動きだが、ロシア中央銀行は7月24日付で、政策金利を0.25%ポイント引き下げ、4.25%とした。これは、ロシアの政策金利としては史上最低の水準となる。金利の推移は上掲の図に見るとおりである。

 Alfa-Bank Macro Insightsの7月24日号で、N.オルロヴァ、A.キユツェフスカヤの2人のアナリストが発表したコメントを紹介しておく。いわく、市場のコンセンサス予想は、0.50%ポイントの利下げだったが、現実には0.25%となった。我々は事前に0.25%と見ていたので、それが的中した形となった。我々が0.25%が最適と見ていたのは、次のような理由である。第1に、国民の実質可処分所得が2020年第2四半期に前年同期比で8%減少し、第2に財務省が2021年の財政を引き締める構えであることから、デフレ懸念には対処すべきである。他方で、2つの要因は徐々に顕在化するものなので、今すぐに急激な利下げが必要なわけではない。6月の経済が顕著な回復を示していることからも、そう言える。したがって、中銀の決定は適格なものである。両名は以上のようにコメントした。


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