546

 7月1日に投票が行われた改憲を問うロシアの国民投票。結局、投票率67.97%、賛成77.92%、反対21.27%というのが最終的な結果だったようだ。

 こちらのサイトに、ロシアの地域別の投票状況をインタラクティブに表示できる図解資料が出ていた。上掲の図の青が賛成、赤が反対である。あくまでも公式発表がどうだったかという話だが、全体として、ヨーロッパロシア部では賛成率が高く、辺境地域では反対率が高く、ただしイスラム系の地域では賛成率が高い、といったパターンが見受けられる。

 メトロポリスでは、首都モスクワ市は投票率(55.93%)も賛成率(65.29%)も全国平均よりもだいぶ低い。プーチンの出身地のサンクトペテルブルグ市では投票率が74.74%とだいぶ高かった(賛成率は全国並み)。

 特殊な地域では、クリミア共和国で、投票率81.75%、賛成率90.07%と、かなり高かった。憲法の新たな条項として、外国に領土を割譲することを禁止するというものがあるので、ウクライナから奪ったばかりのクリミアに住む人たちには、自分たちのロシア帰属をそれによって固定してほしいという願いがあり、それが数字に反映されたのだろうか。ただし、その割には、ロシアで言う南クリル諸島、我が国の北方領土を管轄下に置くサハリン州での投票率は67.99%と全国並み、賛成率も74.84%と突出して高いわけではなかった。極東全般にくすぶる反プーチン政権感情を反映したものか。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ