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 本日はロシアで改憲を問う国民投票の日だが、個人的にはそれとは全然関係のない産業レポートを執筆中であり、直近の生々しいテーマをフォローしたりする余裕がまったくない。

 昨日配信のコラム「改憲の勝負所でプーチンが切った『愛国』カード」でも論じたように、対独戦勝75周年で愛国主義の高揚を(そして政権浮揚を)という路線が続いており、これもその流れに位置付けられると思うのだが、昨日6月30日、トヴェリ州のルジョフで巨大なソ連兵像の除幕式が行われたということである。そして、その巨大像を背景にプーチン大統領が国民向けの演説を行い、国民投票での改憲への支持を改めて訴えた。これまで同様、プーチンは自分の任期のことには触れず、国民の福祉・幸福のための改憲ということを強調した。

 それで、こちらのページに、ルジョフの巨大ソ連兵像のデータの図解資料が出ていたので、それを上掲のとおり転載させていただいた。地上からは35メートルの高さということである。10~11階建てのビルくらいか。

 個人的に不案内だったが、ウィキによれば、ルジョフは大戦の激戦地だったようだ。「第二次世界大戦では、1942年、モスクワ近郊へ追いつめられた赤軍がドイツ軍に対して反攻に出、ルジェフとヴャジマへ向かって進軍を始めた(ルジェフの戦い)。この戦いでルジェフ付近のみを残してソ連軍が前線を西へ押し返し、さらにルジェフに残ったドイツ軍の突出部に対して再度攻撃が行われた(第二次ルジェフ会戦)。激しい戦いでルジェフの建物は全て消滅した。大戦中、市の人口の6分の1以上がドイツに送られ強制労働をさせられ、その他の市民のうち9,000人は射殺されたり拷問を受けたり市の中心に設けられた収容所で飢えたりして死んでいった。これらの戦いのため、古い建物は何も残っていない」ということである。


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