000048_1592297004_21099_big

 ベラルーシ国営ベルタ通信のサイトを眺めていたら、こちらのページに、上掲のような図解資料が出ていた。ベラルーシが優れている点を、医療・健康面で示したものである。8月に大統領選挙を控えたルカシェンコ政権が、自らの実績を誇示しようというキャンペーンの一環だろう。

 これによれば、ベラルーシにおける国民の医療サービスへのアクセスは、ブルネイ、カナダと並んで、世界で1位である。また、国連開発プログラムによる「人間開発指数」というランキングにおいて、人口1万人あたりの病床数という指標で、ベラルーシは世界3位である、という。

 しかし、医療がそこまで充実しているのなら、なぜにベラルーシの女性の平均寿命は79歳、男性に至っては69歳に過ぎないのかという疑問は、当然出てくるだろう。ちなみに、ベルタの資料では、ベラルーシの人間開発指数そのものが良好な印象を与えるミスリーディングな形になっているが、実際にはその指数は全世界で50位にすぎず、あまたある様々な指標から、「人口当たり病床数が世界3位」というのを強調している格好である。

 「旧ソ連の中では、比較的恵まれた方で、少なくともウクライナよりはマシ」という話なら、個人的に認めるのにやぶさかではないが。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ