kouri

 ロシアで小売販売される商品に占める輸入品の比率というデータは、ロシア統計局が輸入代替の進捗状況を示すための指標として定期的に更新しているものであり、このたび2019年のデータが発表されたので、それを上図のようにグラフにしてみた。

 確かに、輸入依存度は、2000年代に比べれば、低下している。しかし、ウクライナ危機の状況下でルーブルが下落し、また欧米からの食品禁止措置を採ったことなどにより、2017年くらいまでは輸入品比率の低下が顕著に見られたものの、それ以降は輸入代替は頭打ちであり、ここ2年はかえって輸入比率が若干盛り返している。品目別の状況を見ると、輸入代替生産が着実に進捗したと評価できるのは、食肉分野くらいである。

 ただし、直近ではルーブルが急激に下落に転じており、その影響で2020年には再び国産品の優位が多少強まるかもしれない。


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