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 ロシアのプーチン政権は、非原料・非エネルギー商品の輸出を拡大するという目標を掲げているわけだが、2019年は鉄鋼や穀物の市況低迷のためロシアの同輸出は伸び悩んだ。同輸出の促進を担当している「ロシア輸出センター」のウェブサイトを確認したところ、こちらのニュースのコーナーに、2019年の実績がひっそりと出ていた。結論から言えば、2019年に同輸出はどうにか縮小は免れ、微増に終わったということのようだ。

 すなわち、2019年の非原料・非エネルギー商品の輸出は1,545億ドルで、前年比0.2%増だった。微増ではあるが、これは一応、過去最高額ということになる。非原料・非エネルギー商品の輸出は、数量ベースでは、2019年に2.7%拡大した。ロシアの輸出全体に占める非原料・非エネルギー商品のシェアは、2018年の34.3%から、2019年の36.5%へと拡大した。

 多くの部門は数量ベースで輸出を拡大したが、穀物や魚介類などは数量ベースでも低下しており、これは前年が豊作などの影響で特別に輸出が盛んだったからだ。

 産業・商業省では、2019年暮れに非原料・非エネルギー輸出を計算する上での方法論を改訂しており、それに伴い過去のデータも修正した。その結果、2018年の同輸出額は1,514億ドルから1,542億ドルへと修正された。

 2019年の非原料・非エネルギー輸出1,545億ドルのうち、12.6%に当たる195億ドルが、ロシア輸出センターが参加して行われたものだった。1.1万の輸出企業が同センターのサービスを利用した。

 PS 今回ご紹介した情報をロシア輸出センターが動画にしたものが3月17日に配信されたので、以下に貼っておく。


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