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 最近、ポンペオ米国務長官がベラルーシを訪問したりして、すっかり気が大きくなったのか(?)、ベラルーシのルカシェンコ政権がロシアに対する毅然とした態度を強めている。

 下の動画や、こちらの記事に見るとおり、2月6日にベラルーシの政権幹部会合が開かれ、そこでロシアとの関係で生じている問題、それへの対応が話し合われたようである。その中でS.ルマス首相が述べたところによると、ロシアの石油税制改革によって2019年にベラルーシに生じた損害は3億3,000万ドルであり、うちベラルーシ財政の損害が1億3,000万ドル、製油所の損害が2億ドルであったという。また、ルカシェンコ大統領は、政府間合意によりロシアはベラルーシに毎月200万tの石油を供給する義務を負っているにもかかわらず、1月の供給は50万tに留まったと指摘した。


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