EUは、西NIS諸国および南コーカサス諸国を対象に「東方パートナーシップ」という政策を適用し、そのうちウクライナ、モルドバ、ジョージアとは連合協定を締結した。中央アジア諸国は、東方パートナーシップの対象にはなっておらず、あまり関係が深くないような先入観を抱きがちである。
しかし、実は、カザフスタンは2015年12月にEUと「拡大パートナーシップ・協力協定」を結んでおり、キルギスも現在同様の協定を交渉中である。
それで、今般伝えられたこちらの記事によれば、ウズベキスタンもEUと拡大パートナーシップ・協力協定を交渉中であり、そのプロセスを加速して、本年中に締結にこぎ着けたいとの意向である由である。今般、ウズベキスタンのA.カミロフ外相が明らかにした。ウズベキスタン・EU関係の基本文書となっているのは、1999年から発効しているパートナーシップ・協力協定だが、新協定ができればそれを置き換える形となる。交渉は2019年2月に開始された。ウズベク側は、本年に予定されているSh.ミルジヨエフ大統領のブリュッセル訪問の際に早くも協定が調印される可能性がある、としている。
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