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 当ブログでも何度か取り上げたと思うが、中国と欧州の間を、主にカザフスタン・ロシア・ベラルーシというユーラシア諸国を経由する形でコンテナ貨物を鉄道でトランジット輸送するプロジェクトを、「中欧班列」と呼んでいる。このほど、こちらのサイトで2019年の中欧班列の運行・輸送実績が発表されたので、それを紹介してみたい。

 これによれば、2019年の中欧班列の運行列車数は8,225便で前年比29%増、輸送コンテナ数は72.5万TEUで前年比34%増であった。中欧班列の90%強がカザフスタンを経由したものとなっている。なお、従来2018年のコンテナ数を明確に示した資料が見当たらず、「約60万TEU」とする資料が得られる程度だったので、私もやむなくその数字を使っていたが、今般の前年比34%増という数字から逆算して、2018年のコンテナ数は54.1万TEUということにしておく。

 先日お伝えしたとおり、2019年のベラルーシ・トランジットは微増に留まったということで、今回の情報とやや整合しない。ベラルーシ以外のルートの活用がそんな急速に拡大しているのだろうか。


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