12月2日にプーチン大統領が署名し、2020年のロシア連邦予算が成立した。ロシアの連邦予算は3ヵ年のスパンで採択されることになっており、今回の予算は2021~2022年の見通しも含んでいる。
こちらのページに、成立した予算の主要パラメーターをまとめた図が出ているので、その一部を切り取って上に掲げてみた。
予算の前提となる経済指標は、まずGDP成長率が、2020年1.7%、2021年3.1%、2022年3.2%となっている。石油価格、天然ガス価格は緩やかな低下を予想。ルーブルの対ドル・レートも、わずかに切り下がっていくことを想定している。インフレ率は引き続き4%を上限とする。
2020年の連邦予算は、歳入20兆3,790億ルーブル、歳出19兆5,030億ルーブル、収支は8,760億ルーブルの黒字となっている。
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