「ロシア最大のIT企業は、実は(最大手銀行の)ズベルバンク」などとは、ロシア関係者の間でしばしば語られることだが、それを地で行くようなニュースが伝えられた。こちらの記事によると、ズベルバンクのテクノロジー担当副社長のD.ラファロフスキーはこのほど開催された会合の席で、ロシア最強のスーパーコンピュータ「クリストファリ」を発表した。同行のAI関連のソリューションにあてるという。
クリストファリは、ズベルバンクがNvidia社と共同で開発した。(個人的に専門用語が良く分からないが)処理能力の高い NVIDIA DGX-2にもとづき、Tesla V100を搭載しているということである。処理能力は6.7 PFLOPsに達した。これは世界では29位、欧州では7位となる。クリストファリのリゾースは、ズベルバンクのクラウドサービス「ズベルクラウド」のユーザーが、12月12日から利用可能になる。
なお、クリストファリという名称は、旧ズベルカッサの最初の顧客であるニコライ・クリストファリ氏にちなんで名付けられた。
ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします