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 やや古いが、7月のこちらの記事によると、ロシア・ベラルーシ間で高速鉄道を整備する計画があるということである。7月16~18日にサンクトペテルブルグで開催された地域フォーラムで、連合国家国家書記のG.ラポタおよびYu.ヴォロビヨフ・ロシア上院副議長がその構想を明らかにした。

 ラポタ国家書記およびヴォロビヨフロシア副議長によると、本件は両国の運輸当局が加わって検討が始まったばかりである。新たな鉄道は、ロシア・ベラルーシの共通運輸空間形成の一環である。現在ではミンスクからモスクワまで鉄道で9時間、ペテルブルグまでは13時間かかるという前近代的な状況だが、サプサン車両なら4時間で可能になる。ミンスクからの列車はまずベラルーシ北東部のヴィテプスクに至り、そこからプスコフ経由ペテルブルグに向かう路線と、スモレンスク経由モスクワに向かう便に分かれる(上掲地図参照)。

 さらに、両者によれば、現代的な運輸インフラの発展は連合国家の優先的な方向性の一つであり、高速鉄道もその一環である。新路線はロシア諸都市をワルシャワ、ベルリン、ハンブルグといった欧州主要都市と結ぶ新たな窓口となり、さらにペテルブルグとの連絡のお陰でスカンジナビア欧州観光リングにも接続できる。プロジェクトの意義は、経済的にはともかく、社会的には多くの論拠がある。さらに、この高速鉄道はカザフスタン~モスクワ~ミンスクを経て欧州に至る「シルクロード」の一部ともなりうる。現在サプサンは旅客専用だが、新路線は旅客・貨物併用になる。高速鉄道は2030年までに建設されうる。

 以上が、7月に出た情報であった。なお、こちらの新しい記事によれば、ラポタ国家書記は再びミンスク~ペテルブルグの高速鉄道のプロジェクトについて語り、両国政府および専門家たちはこの構想を支持していると強調した。


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