モスクワの空の玄関口、シェレメチェヴォ空港では第3滑走路の建設が続けられてきたが、こちらの記事によると、9月1日に運用が開始されるということである。本来であれば新滑走路は2018年のサッカー・ワールドカップに間に合わせるはずだったが、何度か延期され、2019年9月までずれ込んだ。第3滑走路の開設により、シェレメチェヴォ空港の1時間当たりの最大発着数は、現状の70から100にまで拡大する。シェレメチェヴォでは今後、本年2019年内に新ターミナルC1(処理能力年間2,000万人)、2021年にはC2(1,000万人)の稼働が予定されている。

 さて、今回の第3滑走路でユニークなのは、新滑走路が道路を挟んだ向こう側の敷地にあるようで、航空機が自動車道路を越えられるように、巨大な橋が建設されていることである。上の動画がそれを紹介したものだが、今後は飛行機が道路の上の橋を渡っていく面白い光景が見られそうだ。


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