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 ロシアのフラッグキャリア、アエロフロート航空は、モスクワのシェレメチェヴォ空港を本拠としている。そのシェレメチェヴォでは、何年か前から、ビジネスラウンジの混雑振りが、目に見えて酷くなってきた。たぶん、ビジネスラウンジの使用条件が、緩すぎるのではないだろうか。ラウンジの面積も拡張されてはいるようだが、需要に全然追い付いておらず、座る場所も見付けられないようなケースが多い。一般客のロビーよりも、ビジネスラウンジ内の方が不快指数が高いという、訳の分からないことになっている。

 おそらくは、そんな背景があってのことであろう。こちらの記事によると、アエロフロートは2つの地方空港において、ビジネスラウンジの使用資格を変更する。アエロフロートの会員カードには、シルバー、ゴールド、プラチナという3つのレベルがあるが、今後くだんの2地方空港でラウンジを利用できるのは、ビジネスクラスの航空券を買った乗客か、最上位のプラチナ会員だけとなる。つまりは、ゴールド会員がエコノミークラスの航空券を買ったら、ラウンジは利用できないということになる(その代りマイルが3,000マイル加算される)。

 対象となる地方空港は、マグニトゴルスクとアルハンゲリスクということである。もしかしたら、この2空港で実験的に運用してみて、上手く行ったら他の地方空港や、さらにはシェレメチェヴォにも適用される可能性があるような気もする。

 なお、アエロフロートでは、今回のルール変更を、コストの都合によるものと説明している。ヨーロッパ諸国ではラウンジの利用者1人につきかかっている費用は25~40ユーロ程度だが、ロシアの小規模な地方空港では5,000~7,000ルーブル(8,000~11,000円程度)ほどかかっているということである。


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