putin_support

 現在執筆中のレポートに掲載するために、過去5年ほどのロシア国民のプーチンおよびメドヴェージェフへの支持率をまとめてみた。レヴァダ・センターによる毎月の全国調査結果を跡付けたもので、数字はパーセント。

 こうやって見ると、プーチンおよびメドヴェージェフの支持率は2008年頃をピークにその後低下傾向にあったことが分かるが、2009~2010年頃のそれが経済危機による生活水準悪化ということで説明がつきやすいのに対し、なぜ2011年に入って支持率がかなり目立って低下していたのかがよく分からない。2011年の初頭に、何か大きな転機があったのだろうか。国民が敏感に反応するのは自分の生活のことだから、2011年初頭に実施された社会保障改革の影響か? それとも、同時期のアラブの春に感化されたとか? 2010年暮れのフーリガン騒動で政権の権威が失墜したなんてこともあったか?

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