こちらのサイトに、2018年FIFAワールドカップのロシアの経済・社会への影響という図解資料が出ていたので、取り上げることにする。

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 まず、俗にいう「経済効果」を、歴代の開催国と比較すると、上図のようになるという。正直、どういう根拠のある数字なのか分からないが、過去最高は2002年の日本の160億ドルであり、今回のロシアはそれに次ぐ150億ドルと予測されている。

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 次に、地域ごとの経済効果を見てみたい。大会の効果で、各開催地域の地域総生産は、それぞれ上図のように押し上げられるという。単位は10億ルーブル。モスクワ市、サンクトペテルブルグ市、サマラ州、ロストフ州、ニジェゴロド州、カリーニングラード州、ヴォルゴグラード州、クラスノダル地方、スヴェルドロフスク州、モルドヴィア共和国、タタルスタン共和国と続いている。

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 最後に、空港の処理能力が2013年から2018年にかけて何%拡大したかを見たのが、上図である。ヴォルゴグラードの伸びが大きいが、こちらの記事に見るように同地の空港ではこの5月9日に新ターミナルがオープンする予定だという。戦勝記念日に聖地ヴォルゴグラードの空港を稼働させるとうのは、いかにもというタイミングだ。


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