ひょっとしたらこれは以前も取り上げたことがあったかもしれない。ロシアの「ペテルブルグ政治基金」というシンクタンクが、スポーツ新聞『スポルト・エクスプレス』と共同で、ロシア諸地域の団体球技ランキングというのを制定している。各地域のクラブの活躍度と、当該種目の各地における人気を指数化して、年に2回ランキングを発表しているということだ。そして、最新の2018年1月1日現在のランキングが、こちらのページに出ている。各種球技の指数を合計した総合ランキングと、各競技ごとのランキングの、両方が出ている。私の関心が大きいのはサッカーなので、差し当たりサッカーの順位を以下に示す。
- モスクワ市
- クラスノダル地方
- サンクトペテルブルグ市
- タタルスタン共和国
- ハバロフスク地方
- ロストフ州
- サマラ州
- トゥーラ州
- ペルミ地方
- レニングラード州
ここで目を引くのが、ハバロフスク地方の順位の高さである。ハバロフスクのサッカー・クラブであるSKAが今季プレミア参戦の快挙を果たしているので、ハバロフスクにサッカー・ルネサンスが到来しているのかもしれない(ただし、SKAはプレミアで最下位なのだが)。ハバロフスク地方はアイスホッケーの順位も11位とかなり高く、総合ランキングも8位と堂々たる位置に付けている。極東地域の経済発展で、ライバルの沿海地方にすっかり水をあけられた感のあるハバロだが、ことスポーツでは沿海地方を凌駕しているようである(沿海地方の総合順位は20位)。
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