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 ウズベキスタンのカリモフ大統領が亡くなって、個人的な興味は、これからウズベクの対ロシア関係がどうなるか、とりわけ個人的に研究しているユーラシア経済連合にウズベクが加入するようなことがあるのか?という点だ。これに関し、こちらの記事の中で、ウズベクのアジャル・クルトフという有識者が示している分析を、簡単に紹介しよう。

 クルトフ氏いわく。ウズベキスタンで新たな指導者が登場することに伴い、対ロシア関係の改善は、より現実味を帯びることになる。カリモフの主たる功績は、独立国としてのウズベクの存在を確立したことである。新たな指導者は、同じことをしても自分の功績とは見なされないので、新たな分かりやすい路線を模索して、自らのイメージを高めようとするだろう。ウズベクのCIS集団安保機構への復帰、ユーラシア経済連合加盟が、そうした新基軸になることは、充分に考えられる。その結果、ウズベクはカリモフ時代に特徴的だったような、通商面をはじめとする国際的な孤立を、打破できるかもしれない。以上がクルトフ氏の見立てである。


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