watermark

 こちらの記事が、タジキスタンのユーラシア経済連合加入の可能性について伝えている。これによると、タジキスタンがユーラシア加入を目指していることは公然の秘密だったが、これまで同国指導部がその方針を正式に表明したことはなかった。しかし、最近生じた出来事から判断して、タジキスタンはついにユーラシア加入方針を正式に発表することになるだろう。7月3日には石油製品供給に関するロシア・タジク政府間協定を批准する法律にプーチン大統領が署名、これによりタジキスタンへの石油製品の輸出は(タジク側の輸入?)関税なしで行われることになった。ロシア下院のレオニード・スルツキーも、タジキスタンは本年中にユーラシア加入の意向を明確にするだろうと発言。スルツキーによれば、タジク経済は今のところユーラシア加入の準備ができていない(!)が、それでも加入すれば同国の経済を浮揚させ、タジク人出稼ぎ労働者の諸問題が軽減されるはずだという。また、先日プーチンがユーラシアとインド、イラン、パキスタン、CIS諸国のより広範なパートナーシップの創設を唱えたことで、タジキスタンがユーラシアへの関心を強めた可能性もあると、スルツキーは指摘した。


ブログランキングに参加しています
1日1回クリックをお願いします
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ