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 私の聖地、物欲パラダイスこと、ヨドバシカメラ・マルチメディアAKIBA。自分がいて一番心地良い場所と言おうか、住んでもいいと思うくらいである。で、下層階の家電売り場はもちろん、7階にタワーレコードと有隣堂書店があり、どちらも広々とした売り場で、それがまた良かったのだ。ところが、今年の初めくらいだったか、不吉な情報を得た。タワーレコードと有隣堂のある7階の専門店街がリニューアルし、新店舗がいくつか入るというのである。新店舗は総じてアパレル系であり、レコ屋および本屋という私の愛するコンテンツ屋が縮小すると予想された。

 それで、このほど7階のリニューアルが完了し、3月12日にオープンした。本日、リニューアルオープン以来初めて、マルチメディアAKIBAに行ってみた。そしたら、悪い予感的中。有隣堂書店の売り場は半分以下に、タワーレコードに至っては4分の1くらいに縮小してしまったのではないか。タワーには以前はイベントスペースみたのもあったのだけれど、そんなのも消え去っていた。それを尻目に、靴屋のABCマートなんてのが、広々とした店舗を構えやがって。ABC風情が、秋葉原まで進出してくんじゃねえよ。大嫌い。潰れればいいのに。だいたい、フランス人は靴を1足しか持たないとか言うじゃないですか(言わないか、こりゃ失礼)。

 まあ、これまで以上に、本やCDを実店舗で買うことはなくなるだろうなあ。だいたい、自分の買いたい本やCDなんて、店に売ってないからなあ。たとえば、このブログで最近紹介した『シベリア最深紀行 ―知られざる大地への七つの旅』とか、『現代ロシア経済 ―資源・国家・企業統治』とか、そういう新刊があるかなと思って、今日売り場で確認してみたけど、影も形もないもんね。ロシアに関する本なんて、1冊も置いてなかったんじゃないかな。まあ、本やCDをますますアマゾンで買うようになるというのもあるし、電子形態で買うなり利用するという方向にシフトすることもあるだろう。


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