20151103yokosuka

 ロシア圏とは何の関係もない、音楽の話だが、休日で、なおかつ文化の日なので、ご容赦願いたい。

 個人的にライフワークとしてフォローしている山下達郎の新シーズンの全国ツアーが10月に始まり、初日の市川市文化会館、そしてよこすか芸術劇場と、2本を鑑賞したところである。東京に長く住んでいるが、横須賀を訪れたのはこれが初めてだった。会場のすぐそばが軍港で、それが上の写真。

 山下達郎コンサート・ツアーは、今季から女性コーラス2人の顔触れが変わった。ソプラノ国分友里恵、アルト佐々木久美という時代が長く続いたが、それがソプラノ・ハルナ、アルトENAへと、世代交代した。個人的には、国分友里恵さんのファンだったので、最初は交代と聞いて寂しく感じたものの、実際のステージを観たら、「交代は成功だったな」と納得させられた。これまでのコーラスは、どちらかというとアンサンブルの中に溶け込むような感じだったのに対し、新メンバーでは声のエッジが立ち、サウンドのメリハリが強まったような気がする。たとえば、「希望という名の光」で、コーラスが煽って曲を高揚させるような部分で、コーラスが粒立ちしている分、迫力や説得力を増していた。あと、今回の達郎ツアーは、SUGAR BABEの『SONGS』の40周年アニバーサリーも兼ねているのだけれど、「素敵なメロディー」で、ハルナが大貫妙子パートのデュエット・バートナーを務めていて、あんな難しい歌、しかも達郎とのデュエットというビビリそうな状況で、よく歌うよなと、感心させられたわけである。

 そんなこんなで、新メンバーのうち、特にソプラノのハルナさんへの関心を抱き、そのHPをチェックしてみたわけである。そしたら、意外なことが判明した。このハルナさん、中島美嘉のレコーディングやライブにバックボーカルとして参加してきたというのである。私は、山下達郎と中島美嘉の両方のファンだが、両者は水と油のような存在で、接点が生じることなど絶対ないだろうと、これまで思っていた。しかし、くしくも同じボーカリストをバックボーカルに起用したということであり、まあ市井の皆様にとってはまったくどうでもいいことだろうが、個人的には大いに色めき立つ出来事となったわけである。

 正直言うと、中島美嘉の最近の作風はあまり好きではないし、2015年のコンサートツアーもスルーしてしまった。ただ、ハルナさんは今回の2015年の中島美嘉ツアーだけでなく、その前の『REAL』のツアーにもコーラスとして参加していたようだ。ということは、私はその姿をコンサートで見ていたわけだな、記憶にないけど。

 ハルナさんのHPには、中島美嘉の作品にコーラス参加したと書かれているけれど、具体的にどの曲かということに関しては、必ずしも網羅的な情報が載っていなかった。そこで、自分で調べてみたところ、以下の曲であることが判明した。

『YES』収録曲
I LOVE YOU (Album Ver.)
GOING BACK HOME
『VOICE』収録曲
TRUST YOUR VOICE
FLOWER OF TIME
『STAR』収録曲
BABY BABY BABY
SMILEY
『REAL』収録曲
PASSION
SUPREME
ピアス
記憶(クレジットなし)

 こうやって見ると、基本的にシングル曲はなく、また私の超フェイバリットという曲もなかった。わりと渋めのアルバム収録曲のレコーディングに呼ばれていたということだろう。「I LOVE YOU」なんかは、一応シングルのカップリングだが、シングルバージョンにはコーラスはなく、アルバムバージョンだけの参加である。また、ハルナHPによれば、「記憶」にコーラス参加しているとされているが、不思議なことにCDのライナーにはクレジットが入っていない。今回、これらの曲をバックボーカルに注意しながら改めて聴いてみたが、ハルナさんの声が大きくフィーチャーされるというよりは、あくまでもアンサンブルの一部であり、「この部分が彼女の声」という判別もつかなかった。

 ちなみに、ハルナさんは、江崎グリコのCM「BREO あっかんべー」というので話題になったことがあったそうだ。こちらがその動画。

 ハルナさんとは関係ないが、今回、中島美嘉作品のクレジットを過去に遡ってチェックしたら、「永遠の詩」のバックボーカルが佐々木久美さんであることが判明した。わずかだが、山下達郎と中島美嘉の接点は、以前にもあったんだ。

 はい、一般の皆さんにはどうでもいい話は、以上です。


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