3月19日にモスクワのルジニキ・スタジアムで開催されたロシア・プレミアリーグの一戦、スパルタク・モスクワ対CSKAモスクワの「モスクワ・ダービー」を、スカパー!の録画でテレビ観戦した。結果は2対1でCSKAが勝利し、首位ゼニトとの勝ち点差を6として、どうにか優勝争いに踏み止まった。なお、怪我の癒えない本田は、引き続きメンバー外。
現在行われているプレミアのリーグ戦は、春秋制から秋春制への移行のための変則日程になっていて、残り3分の1に該当する現在のステージは、上位8チームと下位8チームに分かれ、それぞれで順位決定の戦いが繰り広げられている。よく考えてみると、上位8チームのうち、4チームがモスクワのチームなわけだから、ほぼ毎週のように、何らかの組み合わせの「モスクワ・ダービー」が戦われていることになる。私が計算したところ、任意の節でモスクワ・ダービーがまったく組まれない確率は約22.9%しかなく、つまりは8割近い確率でモスクワのチーム同士がぶつかり合っているという計算になる(計算が間違っていたら相当恥ずかしいが…)。これだけ頻繁だと、ダービーマッチの有難味というものも、少々薄れるかもしれない。まあ、さすがにスパルタク対CSKAの対戦は、巨人VS阪神的な「伝統の一戦」と位置付けられるようで、19日も巨大なルジニキ・スタジアムがかなりの観客で埋め尽くされてはいたが。
スパルタクのユニフォームには、韓国の自動車メーカー「起亜(KIA)」の広告が見られ、対するCSKAのユニも「現代(HYUNDAI)」の広告を掲げていた。個人的には、ロシアのサッカーの現場で、日系企業の広告も見れたら嬉しいのだが。
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