4月から通い始めた東京外大のオープンアカデミー、「ウクライナ語初級Ⅰ」が、一昨日のレッスンで終了した。上掲のような「受講証書」をいただいた。なんか、嬉しいっすわ。まだ教科書は半分くらいしか終わってないので、10月から始まる「初級Ⅱ」というのにも、たぶん行くことになると思うけど、とりあえず、第一段階クリアである。
ウクライナ語には、ロシア語とあまり変わらない部分がある一方、「全然違うじゃん」というところもある。現在までのところ、違いを一番感じたのは、動詞の未来形である。不完了体の動詞から未来形を作る際に、2つの方法がある。1つは、ロシア語と同じパターンで、бути(ロシア語のбытьに相当)+不定詞という形である。教科書ではこれが「合成未来形」とされていた。робити(「やる」という意味)という動詞であれば、
я буду робити
ти будеш робити
він буде робити
ми будемо робити
ви будете робити
вони будуть робити
という変化になる。ところが、もう1つの形、不定詞の語尾に接辞を付ける「総合未来形」という方法があり、これはロシア語にはまったく見られないものだ。ウクライナ人としては、ロシア語との違いを強調するために、こうしたウクライナ語独自の形の方を好む傾向がなきにしもあらずのようだ。
я робитиму
ти робитимеш
він робитиме
ми робитимемо
ви робитимете
вони робитимуть
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