こちらのニュースによると、ロシアのメドヴェージェフ大統領は2月15日、既成政党の代表らを自らの公邸に招き、政治改革に向けた意見交換を行った。その結果、ヴャチェスラフ・ヴォロジン大統領府第一副長官を座長とする作業グループを設置することが決まった。

 しかし、政治改革以上に注目すべきは、メドヴェージェフが将来の大統領返り咲きに意欲を見せたことである。会合に出席した公正ロシアのN.レヴィチェフによれば、会合の締め括りの発言のなかでメドヴェージェフ大統領は、「私は去るつもりはないし、大統領に立候補することを考えている。大統領選の選挙戦の一環として、皆さんと喜んでお会いしたい」と述べたとのことである。メドヴェージェフは以前にも一度、モスクワ大学のジャーナリスト学部の学生らとの対話の席で、自らの将来的な大統領選出馬がありうるとの立場を示していたが、それを改めて表明した形となった。

 ただし、今回の発言につき、政治工学センターのマカルキン副首長は、「メドヴェージェフは、自分が政界に残るということを誇示しようとしているだけで、本件につき本格的な合意がなされてはいるとは思えない。現在メドヴェージェフは、自分が政界で一目置かれないようになってしまったことを気にかけており、それを何とかしたいと思ったのだ」と指摘した。