前のエントリーと取り上げるべき順序が逆になってしまったが、こちらのニュースによれば、5月27日ロシアで、V.プーチン大統領も交え、高速鉄道網の整備に関する会合が開かれた。この席でV.ヤクーニン・ロシア鉄道社長は、ロシアは2030年までに超高速鉄道網を4,253km、高速鉄道網を6,942km整備する予定であると表明した。なお、超高速とは時速200~400km、高速とは時速140~200kmを意味するという。そして、それらが一体のネットワークとして形成される。パイロットプロジェクトとなるのが、前のエントリーで紹介したモスクワ~カザン超特急であり、それをさらにウラルおよび沿ヴォルガの諸地域と接続する(エカテリンブルグ、ウファ、ペルミ、チェリャビンスク、サマラなどが候補)。また、モスクワ~ヴォロネジ~ロストフ~アドレル、モスクワ~サンクトペテルブルグの両路線も、パイロットプロジェクトとなる。これらにより、ロシアの1億人以上の国民が超高速鉄道網でカバーされることになるという。

 こちらに、下に見るような図が出ていた。

20130528railway

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