こちらの記事によると、ロシア政府はこのほど、ガソリンの輸出を年内は禁止することを決めたということである。
本件は、2024年8月13日付のロシア連邦政府決定により決められた。2024年9月1日から12月31日までのガソリン輸出が禁止される。「この決定は、季節的な需要や製油所の定期修理が続く中、燃料市場の安定した状況を維持するために下された」と声明は述べている。
この制限は、ユーラシア経済連合諸国を含む国際政府間協定にもとづく供給、国民が個人使用目的で輸出する燃料、国際人道援助のために輸出する燃料には適用されない。
ロシアでは2024年3月1日から8月31日まで、ガソリンの輸出が一時的に禁止されている。 ただ、5月20日から7月末までは、国内市場のガソリン余りと石油精製量の減少を防ぐため、禁止措置は停止されていた。
ロシアが最初に石油製品輸出禁止措置を導入したのは、2023年秋のことで、自動車燃料の国内価格安定に寄与した。ガソリンと軽油の輸出が2023年9月21日から禁止され、ガソリンの禁輸措置は11月17日に、軽油の禁輸措置は11月22日に解除された。
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